朝、目が覚めたら悲しい気持ちになっていることがよくある。
カーテンをあけて朝日を浴びているうちによくなるけれど、正直あのなんともいえない悲しい気持ちで目覚める朝は落ち込む。へこむ。
悲しい気持ちを感じて、よくよく自分の気持ちをきいてみると、
「いかないで」「ひとりにしないで」「もっと大事にして」「もっと愛して」「もっとかまって」と小さい自分の声がする。
満たされない・愛情が欲しい・見捨てられ不安が自分の中に根強く残っている。
幼少期の不安な気持ちがそのまま、大人になれずに、埋めることができずに、愛に飢えたまま、自分のなかに残っている。
結婚して夫に愛されて、子供が生まれて自分が親になった今でも残っている。
これは自分自身で解決する問題。夫にはずいぶん助けてもらった。あとは自分で自分を癒すだけ。許して、認めてあげるだけ。過去は変えられないから、もういいんだよ、一人じゃないんだよ、悲しかったね、不安だったねって自分の中の小さい自分をだきしめてあげる。
いつか悲しい気持ちで目覚める朝がなくなるように。
自分の子供に、同じ気持ちを与えてしまわないために。
いつまでも夫に甘えていないで、自分の足でしっかり立つために。
悲しい気持ちで目覚める朝がくるたびに、自分の中の声をきいて、抱きしめて癒してあげる。少しずつ、少しずつ、悲しい気持ちで目覚める朝が減ってきた気がする。
それでも限界突破して泣くこともある。
泣きたいだけ泣けばいい。
泣いたら、うんと抱きしめればいい。
たしかに「悲しい自分」や「痛がってる自分」は、周りの人から愛情や優しさをもらえるけれど、それはあくまで”その時だけ”のもの。いつまでも「悲しい自分」でいたらいつか慰めてくれる人もいなくなっちゃう。
そんなに痛くないのに大泣きして、親の注意をひこうとしてる子供と同じ。
いつも愛していてほしいなら、いつもいつも大泣きしてたら違うもんね。自分で自分が大好き、だから周りの人も大好き、ってなれば周りからも「いつも大好き」って言ってもらえる。だからまず自分が変わらなくちゃ。
どうしても自分で自分の悲しい気持ちをおさめられないときは、「何かの手を借りる」のがいい。ホットミルクを飲んだり、好きな人に話をして抱きしめてもらったり、お気に入りのぬいぐるみを抱いたり、映画をみたり、音楽をきいたり。
いつか自分に自信が持てればいいな。
本当は、愛情不足にならずに育ってこられれば良かったんだけど、それはもうしょうがないもんね。ここから修正修正。
悲しい気持ちの朝がなくなったら、次は「自分でやり遂げる」経験を増やしていきたいなと思う。子育てしながら、一から自分も育て直す!