風邪をひいたときに、ヒューヒュー音がして肩で息をしていた。
アレルギーの検査結果に、ホコリ、ダニ、花粉、卵にアレルギーがあると検出された。
近くの小児科へ行くと、咳止め、痰切れを良くする薬と、気管支を広げるテープ、アレルギー症状を抑える薬をもらった。そして人生初の吸入をした。
シューシューと蒸気の出るカップを口に当てて、7〜8分吸ったり吐いたり。蒸気が出なくなったらおわり。
風邪が治っても、アレルギー症状を抑える薬は飲み続けてくださいということで、数ヶ月続けている。
また風邪をひいた。またヒューヒューしている。小児科へ行った。また吸入。アレルギーの薬はそのまま飲み続けて、咳止めと痰切れの薬、気管支を広げるテープをまたもらった。
風邪のたびにヒューヒューするでしょう。そのたびに来てください。苦しいから吸入しましょう。楽になります。
アレルギー症状を抑える薬を飲み続けることで、長い期間がたって、風邪を引いてもヒューヒューしなくなります。小児喘息のほとんどはアレルギーが原因のことが多いです。まだ気管支が細いのでおこります。布団やカーペット、ぬいぐるみなどこまめに掃除してください。
風邪のたびにヒューヒュー肩で息をする息子は可哀想に思うが、薬を飲んだり吸入することで良くなるなら良かった。長男は薬飲むのも上手だし、吸入も嫌がらない。先生は、滅多に重篤な発作は起こらないので大丈夫ですよと言っていたし。
アレルギーは夫方の遺伝だ。しょうがない。うまく対処しよう。家を綺麗に保てば大丈夫だし。
人間を育てるのって大変なんだなぁ。ご飯、お風呂、綺麗な衣服、綺麗な住居、知能や運動能力の発達をサポートする、社会性を身につける、常識を教える、マナーを教える、情操教育、自己肯定感、
自分だっていろいろ欠けてるのに、子供を育ててる。子供だって完璧には育たない。どこかが欠けてどこかが伸びて、一個人として個性も特性も自分と違う。世の中の人間がみんなそう。そんななかで、社会に出て、世界に出て、一人で生きていけるように、パートナーを見つけられるように、仲間を持てるように、幸せであるように、願って育てていくんだな。そして自分もきっとそう育てられて来たのだろう。